社団法人 日本バーテンダー協会の信条
(N.B.A.CREED)

信義 FAITH
礼節 COURTESY
友愛 BROTHERLY LOVE 
<NBAとは>
社団法人日本バーテンダー協会は、バーテンダーの技術の練磨と人格の陶冶を目的として昭和4年に設立されました。

<名 称>
本協会は、社団法人日本バーテンダー協会と称する。英文ではNIPPON BARTENDERS ASSOCIATION略してN.B.A.とする。

<事務所>
本協会は、主たる事務所を東京都千代田区有楽町2丁目3番6号に置く。

<目 的>
本協会は、わが国におけるバーテンダーの資質の向上と調酒に関する正しい知識の普及を通じて、調酒、調理技術の向上、食品衛生の推進、職場における衛生的環境の確保を図り、もって国民の福祉と環境衛生の向上に寄与することを目的とする。(定款第1章総則より)

 昭和45年には厚生省より社団法人の認可を受け、公益法人としてのスタートを切りました。1959年には国際バーテンダー協会にアジア地域では最も早く加盟を果たしています。毎年開催される全国バーテンダー技能競技大会は、格式・伝統共にわが国のみならず、広く世界に知られており、優勝者には厚生労働大臣賞が授与されます。また、NBA認定バーテンダー資格証書とNBA認定バーテンダー技能検定合格証書の資格制度があり、その他、様々な公益性に富んだ活動を推進している組織です。
   
 NBAは、公益法人としての責任を果たすため、事業遂行に際し広く門戸を開放しています。
「各種講習会」「技能競技大会」への参加をはじめ、「NBA認定バーテンダー資格証書」取得のための技能検定試験の開放など、一般消費者の利益を図るため、事業内容の明示と実行に努めています。

<講習会・技術研究会>
 飲み物の世界は専門家と分化が進んでいます。講習会は、現在の飲料がいかに成立したか、文化的背景を系統的に学びます。また、技術研究会は、築き上げてきた調酒技術の背景となる科学性を学び、経験を体系的に整理することができます。さらに、バーテンダーは人への奉仕を無上の喜びとする職業です。酒場を利用する大切なお客様にいかに満足していただけるか、信頼を高め繁盛につながるサービスの在り方を研究します。
 このように知識・技能の習得に加え、接客サービスやマネージメントに関する高度な専門性を求めるなど、職業能力全般の向上を目指します。
 講習会は他に、一般消費者に飲酒に関する正しい知識の啓蒙活動や会員への社会教育の場としての役割を果たしています。

<カクテル・コンペティション>
*全国バーテンダー技能競技大会*
 わが国で最も権威あるバーテンダーの技能競技大会です。優勝者には厚生労働大臣賞、開催地知事賞・市長賞の授与、世界大会出場権の獲得等、最高の栄誉が与えられます。バーテンダーにおける知識とは、知ることを中心とする学問的な知識と実践的な技能の習得で成り立ちますが、本大会に挑戦することによって双方を徹底的に身に付けることができます。さらに、本競技大会は、飲料文化発展の源泉として、関連産業を通して広く社会に還元されています。

*ジュニア・カクテル・コンペテション(Jr.C.C.)他*
 Jr.C.C.は20歳以上、満25歳未満の年齢者を対象とした大会です。全国バーテンダー技能競技大会の登竜門として、次代を担う若手バーテンダーが積極的にエントリーしています。
 その他、メーカー主催の創作カクテル・コンペティションが開催されます。優勝者は作品の上に自己を開花させることができ、バーテンダーとして大きな喜びを味わうことができます。また、賞金や海外研修の特典に浴するとともに、将来に渡って目標に挑戦する勇気と自信を身につけることができます。

<技能検定制度>
 バーテンダーの職業的権利を保つため「NBA検定試験制度」に基づき認定・合格・資格試験(NBA認定バーテンダー資格証書、NBA認定バーテンダー技能検定合格証書、IBA認定インターナショナル・バーテンダー資格証書)を行っています。この制度は公益法人であるNBAにあって最も重要な制度です。取得した資格認定証書は、確かな技術者の証明として、お客様に大きな信頼感を与え、ますます社会的評価が高まっています。

※NBA認定バーテンダー資格証書 ※
■申請受付 年2回、春秋に実施
■受験資格 1年以上の実務経験があり、支部長が会員と確認した満20歳以上の者。
NBA認定バーテンダー技能検定合格証書
■申請受付 年1回、秋に実施
■受験資格 協会在籍3年以上、実務経験5年以上の会員で「NBA認定バーテンダー資格証書」を取得した満23歳以上の者。
IBA認定インターナショナル・バーテンダー資格証書
■申請受付 年1回、秋に実施
■受験資格 協会在籍6年以上、経験7年以上の会員で「NBA認定バーテンダー技能検定合格証書」を取得して2年を経過した満25歳以上の者。調酒技術の講習を3時間以上受講し、地区本部又は、支部主催の研究会に年2回以上出席したもの。
※ すべての資格に研修会・講習会の受講が必要です。
<機関誌『ガゼット』 >
 会員のための機関誌『GAZETT』を毎月発行しています。
 未来思考のバーテンダーが目指すべき事柄を綿密に取材し、公平中立な中に本協会の理念が明確に打ち出されています。飲料サービスに関する必須の知識と、カクテル・コンペティションの最新情報、特集記事や連載もの、世界の酒文化、賛助会員による新製品の紹介や各支部の活動状況も詳載されています。

<NBAオフィシャル・カクテルブック>
 『新版NBAオフィシャル・カクテルブック』は、
 バーテンダーに必須の知識と技術が網羅されてます。
カクテルの主要材料である酒類の基礎知識及び調酒技術に関する解説が充実しています。「NBA資格認定試験」「全国バーテンダー技能競技大会」の学科試験 の必須テキストにもなっています。
 『ザ・カクテルブック』は先のカラー版で、同書で取り上げたスタンダード・カクテルとその作り方を平易に紹介、随所に工夫を凝らし楽しく利用価値の高い書となっています。
※右写真は『新版NBAオフィシャル・カクテルブック』。

<カクテル・ランキングの実施>
 カクテルの実力や人気を格付けした「カクテル・ランキング」の調査を毎年行っています。この調査はカクテルの現状を把握し、その将来を推測するためのもので、全ての会員が参加出来ます。
 集計結果はマスコミを通じて広く報道され、関連産業界に貴重な参考資料として、一般消費者には適切な飲料情報として歓迎されています。



<IBAとは>
 国際バーテンダー協会(International Baretenders Association 略称 I.B.A.)は、世界の飲料文化の発展、バーテンダーの国際交流、カクテルレシピの標準化を目的に1951年イギリスの保養地トークェイで、ヨーロッパ 7ヶ国のバーテンダー達により組織の結成が確認されました。
  年次総会とワールド・カクテル・コンペティション(W.C.C.)、ワールド・フレアテンディング・コンペティション(W.F.C.)は毎年開催されます。

<I.B.A.総会>
 国際バーテンダー協会(IBA)は各国団体間の関係の促進や情報交換の推進、ミックス・ドリンク・コンテストの企画運営やカクテル・レシピのスタンダード規格の調整、また、各国の飲酒習慣の研究やバーテンダーの教育問題など、異文化間に横たわる問題や理解を深めるため討議を重ねています。

<ワールド・カクテル・コンペテション(W.C.C.)>
 WCCは、華やかなバーテンダーとカクテルの祭典です。大会会場はさながら人種のるつぼと化します。毎年加盟国持ち回りで開催されますが、出場資格は、加盟各国組織が自国で開催した大会勝利者のみという名誉ある大会です。この資格はわが国ではNBA会員のみが有します。
 コンペティションはワン・カテゴリーをもって競われますが、NBA代表選手の調酒技術は世界最高水準として高い評価を受けています。随行するオブザーバーも、大会を通じて世界のバーテンダーとの技術交流や懇親を深め、国際関係の推進に貢献しています。

<I.B.A.トレーニングセンター>
 I.B.A.トレーニングセンター・ジョン・ホワイト・コースは、28歳未満のバーテンダーを対象とした教育開発機関です。毎年開催され、NBAをはじめアジア各国の組織から選りすぐりのバーテンダーが参加します。教育という観点から徹底した授業が行われ、プロ・バーテンダーとしての心構えや国際人としての意識を芽生えさせてくれます。